「説明文になると、何を書いているのかわからなくなる」
「本文は読んでいるのに問題が解けない」
「国語はセンス科目だと思っている」
このように感じている人は多いと思います。
しかし、説明文の読解には“コツ”があります。
実は、説明文は物語文よりも論理的に書かれているため、注目ポイントを意識すれば内容を理解しやすくなります。
この記事では、
- 中学受験
- 中学生の定期テスト
- 高校入試
などで使える「説明文の解き方」を解説します。
国語が苦手な人でも実践しやすい方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
説明文が苦手な人に共通する特徴

なんとなく読んでしまう
説明文が苦手な人は、「ただ読む」だけになっていることが多いです。
しかし説明文では、
- 何がテーマなのか
- どこが重要なのか
- 筆者が何を言いたいのか
を考えながら読む必要があります。
ぼんやり読んでいるだけでは、内容が頭に残りません。
「どこが重要か」を意識していない
説明文では、文章すべてが同じ重要度ではありません。
たとえば、
- 具体例
- 体験談
- 実験例
などは補足であることも多いです。
一方で、
- 「つまり」
- 「重要なのは」
- 「〜すべきだ」
などの部分には、筆者の主張が書かれていることがあります。
重要部分を見つけながら読むことが大切です。
説明文読解のコツ① キーワードに注目する
繰り返し出る言葉がテーマになる
説明文では、何度も出てくる言葉があります。
たとえば、
- 環境
- コミュニケーション
- 文化
- 情報社会
などです。
これらは文章のテーマである可能性が高いです。
説明文では、筆者はテーマについて様々な角度から説明していきます。
そのため、繰り返し出る言葉に注目すると、「この文章は何について書いているのか」がわかりやすくなります。
丸を付けながら読む方法
キーワードには丸を付けながら読むのがおすすめです。
同じ言葉が何度も出てきたら、
「筆者はこのテーマを説明したいのだな」
と意識できます。
特に中学受験の説明文では、抽象的なテーマが多いため、キーワード整理が重要です。
説明文読解のコツ② 指示語を確認する

「これ」「それ」が何を指すか
説明文では、
- これ
- それ
- このような
- そのため
などの指示語がよく出てきます。
指示語の内容がわからないと、文章全体の意味も理解できません。
たとえば、
人間は言葉によって考える。これは他の動物には見られない特徴である。
この場合、「これ」が指しているのは、
人間は言葉によって考えること
です。
直前だけを見ると失敗することもある
指示語は直前を指すことが多いですが、少し前の内容をまとめて指していることもあります。
そのため、
「何をまとめているのか」
を考えることが大切です。
国語が苦手な人は、指示語を適当に読んでしまうことが多いので注意しましょう。
説明文読解のコツ③ 接続語に注目する

逆説「しかし」「だが」
説明文で最重要なのが逆説です。
- しかし
- だが
- ところが
などのあとには、筆者が本当に言いたいことが書かれることがあります。
たとえば、
多くの人は便利さを求めている。しかし、本当に大切なのは効率だけではない。
この場合、「しかし」の後ろが重要です。
換言「つまり」「言い換えれば」
- つまり
- すなわち
- 言い換えれば
などは、筆者が内容を整理している部分です。
要点が書かれていることが多いため、線を引きながら読みましょう。
因果「だから」「なぜなら」
因果関係も重要です。
- なぜそうなるのか
- どんな結果になるのか
を整理できると、内容理解が深まります。
説明文読解のコツ④ 筆者の主張を探す

「~すべき」に注目
説明文では、筆者は最終的に自分の考えを伝えたいと思っています。
そのため、
- 〜すべきだ
- 〜しなければならない
- 必要である
などの表現には注目しましょう。
「重要だ」「必要だ」は要チェック
筆者は重要部分で、
- 大切
- 重要
- 必要
- 本質的
などの言葉を使うことがあります。
こうした部分は、問題でもよく問われます。
説明文読解のコツ⑤ 問いかけを探す

問題提起のあとに主張が来る
説明文では、
「なぜ〜なのだろうか」
という問いかけから始まることがあります。
これは「問題提起」です。
筆者はそのあとで、自分の考えを説明していきます。
「〜ではないだろうか」に注意
- 〜ではないだろうか
- 〜なのではないか
などの表現も重要です。
筆者の考えが強く表れている場合があります。
説明文の読解力を伸ばす勉強法

解き直しをする
国語は解き直しが重要です。
特に、
- なぜ間違えたのか
- どこを読み落としたのか
を確認しましょう。
根拠に線を引く
問題を解くときは、
「答えの根拠」
に線を引く習慣をつけましょう。
感覚ではなく、本文を根拠に答えることが大切です。
音読する
説明文が苦手な人には音読もおすすめです。
音読すると、
- 文の区切り
- 接続関係
- 強調部分
が理解しやすくなります。
まとめ|説明文は「注目ポイント」を意識すると読める

説明文読解では、
- キーワード
- 指示語
- 接続語
- 主張
- 問いかけ
などに注目することが重要です。
国語はセンスだけで解く科目ではありません。
「どこを見ればいいか」を意識することで、説明文はかなり読みやすくなります。
まずは、
- キーワードに丸を付ける
- 接続語に線を引く
- 主張を探す
ことから始めてみてください。
