受験算数は作図が命

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算数ができるようになるコツとは?

それは作図ができることだ。図形問題で作図が必要なのは当然として、文章題でも作図が必要。

代数、方程式を使わないので作図で考えを整理しなければならない。
全く使わないわけではないが、頼りすぎてはいけない。問題のレベルが上がるにつれて逆に苦戦する)

この記事では、作図するときの注意点を軽く紹介する。

頭の中だけで考えるな

問題文を読んだら、それを図で表さないといけない。

はじめから答えが導けるくらいの完璧さは目指さなくていい。とりあえず描けるところまで描いてみよう。それを積み重ねることでいずれ完璧な図が描けるようになる。

最悪なのは手を動かさずにうんうん考え込むこと。はっきり言って時間の無駄。さっさと解答を見てどんな図を描けばいいのか覚えるべきだ。

どんな図を描けばいいのか見当もつかないという人は、典型的な解法パターンが頭に入っていないので、自力で解かずにまずは典型問題の解き方を覚えるべし。

問題文に与えられた条件に線を引く

図形問題にしろ文章題にしろ条件に線を引く。

はじめから図が与えれれているものもあれば、問題文しかないものもある。図形問題ならこんな感じだ。

四角形abcdがある。
辺abと辺cdは平行
ad=bc

こういうときは条件に線を引き、それに沿って作図する。条件を見落とさないことがコツだ。これを1つでも見落として作図して問題を解こうとしても解けない。

「なんか足りない」と思ったら問題文を見直して、見落としていた条件がないか確認する。

特殊算で使う3つの図

文章題では特殊算を使うことになる。つるかめ算、旅人算など○○算と呼ばれるものだ。解き方がたくさんあり、一見すると覚えるのが面倒だ。しかし、これらは次の3つの図に落とし込むことができる。

・線分図
・面積図
・てんびん図


食塩水の問題ではビーカー図があるが、たいていの問題は上の3つの図のうちどれかを使う。

とりわけ線分図と面積図はよく使うので、まずはこの2つの図が描けるようになることを目指して日頃の学習を心がけるとよい。

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