【受験算数】国語力がないなら計算と図形から攻略すべし

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算数は国語力(読解力)が必要

算数と国語は別物だと思っている人もいるだろう。しかし、算数と国語(読解力)は大いに関係がある。算数では問題文を読んで、それを図で表す必要がある。面積図、線分図などだ。作図までできるようになるためには「書いている内容を理解すること」、すなわち「国語力(読解力)」が必要となる。

「書いている内容がわからない、意味が分からない」という子に対して「よく読め」と言っても意味がない。読解力がないのだから、よく読んだところで理解できるわけがない。

その問題にとりかかる前に読解力をつけるべきだ。読解力もないのに無理して算数の勉強を進めると算数を嫌いになる。口先では「算数が好き、得意」と言っても、実際にはすでにできるわざわざ勉強しなくていい問題ばかりをして、できない問題にとりくまない。

そんな調子だと算数ができなくて当然だ。いつまでたっても成績が上がることはない。だから国語力(読解力)は早めに身につけないといけない。

そうかといって、国語力がつくまで算数をやらなくていいわけではない。本記事では国語力がなくてもできる算数の勉強法を紹介する。

国語力については別記事で記す。

国語力がなくてもできることからやる

国語力がなくてもできる算数の問題は計算図形問題だ。これらの勉強をしていて意味がわからないということは少ないだろう。仮にあったとしても「問題が解ければいい」という気持ちで割り切って覚えないといけない。

もちろん、図形問題だと入試レベルにもなると、簡単には理解できない問題もある。そういうものは放っておいてもいい。

計算

まずは計算から学習する。計算の学習は2ステップに分けることができる。

  • 基礎計算
  • 応用計算

まずは基礎計算について。四則演算、小数、分数、単位の変換、比の計算。これらができないとこの先どんな問題も解けない。だから、しっかり身につけないといけない。

はっきり言って計算練習は単調な作業だ。漢字を覚えるようなものだ。思考力など必要ない。だから、この段階における勉強の取り組み方でその後の成績も予想できる。

基礎計算や漢字をしっかり勉強することで「知識がつく」だけでなく、「勉強する習慣ができる」。基礎計算や漢字は6年生になってからも追いつける。しかし、中学受験をするとなるとそれではおそい。それらを土台にして積み上げていくものがたくさんある。

受験算数はむずかしい。自力で解けるようになるまで何度も復習しないといけないので根気がいる。毎年1月、2月頃になると、テレビで中学受験生を取材した番組が放映される。塾で勉強するだけでなく、家でも何時間も勉強している。それくらいしないと難関校には合格できない。

保護者がいっしょになって勉強してやるといい。この段階なら教えられる。学習が進むと内容はどんどんむずかしくなる。ほっといても勉強す子なら勝手にやらせればいい。しかし、たいていの子は自分からやらない。1日15分でもいいから勉強時間を決めて、いっしょに勉強することをおすすめする。

図形

国語の勉強もしっかりやる

文章題(特珠算)の勉強をはじめる

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