中学受験は基礎以前の基礎で決まる!塾より先にやるべきは計算と漢字と毎日の復習だ

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  1. 塾に入れば成績が上がる?そんな甘い話はない
    1. 「塾で特殊算をやればどうにかなる」と思ってる人が多すぎる
    2. 基礎がボロボロのまま塾に行ってもムダな理由
  2. 中学受験の算数は「計算ができて当たり前」の世界
    1. 四則演算、小数・分数、逆算、単位換算はスラスラ必須
    2. 解法パターンを覚える以前に計算が遅い子は苦戦する
    3. 4年生までは計算だけでも完璧にしておけ
  3. 計算はつまらない。でも、やらない子は合格しない
    1. 計算練習は毎日15分でいい。量より「毎日やること」
    2. 「できなかった問題」は絶対に放置するな
    3. 計算ができない子が特殊算をやっても全く意味がない
  4. 算数ができない子は、問題文が読めていない
    1. 読解力不足は算数・理科にも直結する
    2. 語彙が少ないから問題文の意味すらつかめない
    3. 漢字練習は語彙を増やすため。おろそかにするな
  5. 読解力がないと「条件整理」もできない
    1. 「理科と算数は読解力なんかいらない」と思ってる人へ
    2. 難しい問題ほど条件整理を試される
    3. 読解力が算数・理科の得点力を左右する理由
  6. 中学受験は「毎日コツコツ復習する子」が勝つ
    1. 復習しない子が成績を上げられるわけがない
    2. 家庭で勉強習慣を作るのが最優先
    3. できないことを何度も繰り返すのが合格のカギ
  7. まとめ|塾だけに任せるな。家庭で基礎を叩き込め
    1. 計算と漢字ができるようになってから塾を使え
    2. 受験は基礎を極めた子だけが勝ち残る
    3. 今日から毎日やる。そこから受験は始まる

塾に入れば成績が上がる?そんな甘い話はない

「塾で特殊算をやればどうにかなる」と思ってる人が多すぎる

「とにかく塾に入れて、特殊算だの立体図形だのを先取りすれば成績は上がる」
そう思い込んでいる人は本当に多い。

でも現実はそんなに甘くない。

塾に入って“難しいこと”を習ったからといって、できるようになるわけじゃない。
基礎がボロボロのまま、高度な解法を詰め込んでも、子どもはただ混乱するだけだ。


基礎がボロボロのまま塾に行ってもムダな理由

受験算数は「計算ができて当たり前」の世界だ。

計算が遅い、ミスが多い。
分数や小数の四則演算、単位換算があやふや。
そんな状態で塾に行っても、授業はほとんど理解できない。

先生の解説が頭に入る以前に、計算が追いつかない。
「何をやってるか」すら分からないから、勉強がますます嫌になる。

結局、基礎を放置したまま塾に通い続けるのは、時間もお金もムダ遣いだ。

まずは家庭で基礎を完璧にする。
それができて初めて、塾の授業が“武器”になる。

中学受験の算数は「計算ができて当たり前」の世界

四則演算、小数・分数、逆算、単位換算はスラスラ必須

中学受験の算数は、最初から「計算はできて当然」という前提で話が進む。

足し算、引き算、掛け算、割り算。
小数、分数の計算。
逆算や単位の換算。

こうした基礎中の基礎がスラスラできないと、受験算数はそもそもスタートラインに立てない。

手が止まるようじゃ、合格なんて夢のまた夢だ。


解法パターンを覚える以前に計算が遅い子は苦戦する

中学受験の算数には「解き方のパターン」が確かに存在する。

でも、そのパターンを覚える前に、まず必要なのは計算力だ。

計算が遅い子は、授業についていけない。
解法を覚えるどころか、途中式を書くだけで必死になる。

「理解する」どころか「覚える余裕すらない」。
これが、計算ができない子の現実だ。


4年生までは計算だけでも完璧にしておけ

つるかめ算?
旅人算?

正直、そんなのは後回しでいい。

4年生までは、ひたすら計算だけやっていればいい。
計算が完璧なら、その先の特殊算も必ず伸びる。

「計算練習はつまらない」なんて言ってる場合じゃない。
つまらないことを、毎日コツコツやれる子が結局は勝つのが中学受験だ。

計算はつまらない。でも、やらない子は合格しない

計算練習は毎日15分でいい。量より「毎日やること」

計算練習なんて、正直つまらない。

でも中学受験で合格する子は、必ず「計算が速くて正確」だ。

毎日15分でいい。
難しい問題をやる必要もない。

大事なのは、量より「毎日続けること」。
計算はやれば必ず速くなる。やらない限り、一生遅いままだ。


「できなかった問題」は絶対に放置するな

計算練習をしていて、間違えた問題をそのままにする子が多い。

「やりっぱなし」は一番ダメだ。

間違えたところは、すぐにもう一度やり直す。
その場で解き直すだけで、定着度が全然違う。

「解きっぱなし」→「間違えっぱなし」では、何百問やっても上達しない。

計算ができるようになるかどうかは、この復習をやるかどうかにかかっている。


計算ができない子が特殊算をやっても全く意味がない

「特殊算をやれば頭が良くなる」なんて大きな勘違いだ。

計算が遅い、ミスが多い。
そんな状態でつるかめ算や旅人算をやったところで、問題文を読む前に手が止まる。

計算で詰まっているうちは、解法パターンをいくら覚えたって意味がない。

まず計算をスラスラにする。
それが、特殊算への一番の近道だ。

算数ができない子は、問題文が読めていない

読解力不足は算数・理科にも直結する

「算数は国語と関係ない」
そう思っている人は多いけど、これは大きな間違いだ。

特に中学受験の算数や理科は、問題文の文章量が多い。
条件が細かく書いてあって、それを読み取れないと解けない。

読解力が弱い子は、そもそも問題の意味がつかめない。
どんなに算数や理科の知識があっても、それを活かせない。

「算数が苦手」っていう子の中には、実は国語が読めていない子がかなりいる。


語彙が少ないから問題文の意味すらつかめない

小学生は、思っている以上に語彙が少ない。

問題文に出てくる言葉の意味が分からなければ、当然、文章の内容も分からない。

たとえば「総和」「平均」「差」みたいな言葉も、知らない子は本当に多い。

英語だって同じだ。
接続詞や指示語が分かっていても、単語の意味が分からなければ文章は読めない。

算数・理科の問題文も同じ。
語彙が少ない子は、問題の意図すらつかめずに終わる。


漢字練習は語彙を増やすため。おろそかにするな

漢字練習は、ただ「漢字が書けるようになる」ためにやるんじゃない。

漢字を覚えることで、言葉の意味を知り、語彙が増える。

語彙が増えると、国語の読解が分かるようになり、
さらに算数や理科の問題文の理解力にもつながる。

「漢字なんて面倒くさい」と思うかもしれないけど、
中学受験を目指すなら絶対におろそかにしちゃいけない。

漢字をおろそかにする子は、結局どの科目でも伸び悩む。

読解力がないと「条件整理」もできない

「理科と算数は読解力なんかいらない」と思ってる人へ

「理科と算数は計算と知識だけで解ける」
そう思っている人が本当に多い。

でも、それは大間違いだ。

中学受験の理科や算数は、問題文が長くて複雑。
条件がいくつも書いてあって、それを正確に読み取れないと、手が出せない。

読解力がなければ、解き始めることすらできない。
理科や算数こそ、実は「文章を読む力」が問われる科目だ。


難しい問題ほど条件整理を試される

難易度が上がると、問題文の情報量が一気に増える。

「○○は△△より3cm長い」
「全体の重さは□□で、そのうち××は…」

こうした条件を一つずつ整理しないと、問題は絶対に解けない。

読解力がない子は、条件のつながりをつかめない。
文章を読んでいる途中で頭が真っ白になる。

条件整理ができるかどうかで、得点は大きく変わる。
難しい問題ほど、それを試される。


読解力が算数・理科の得点力を左右する理由

読解力がない子は、問題文の意味をそもそも取り違える。

国語だけでなく、算数や理科も「日本語の試験」だと思った方がいい。

読解力があれば、文章の条件を正しく整理できる。

「国語は苦手だけれど算数は得意」と言う人がたまにいるが、正直まあまといったところだ。はたから見れば、苦手ではないけれど得意でもない。他の教科を犠牲にして算数に時間を捧げたのなら、もっと点数を取るべきだろう。

算数も理科も、結局は「日本語を読めるか」で決まる。
だから漢字や言葉の勉強をサボってはいけない。

中学受験は「毎日コツコツ復習する子」が勝つ

復習しない子が成績を上げられるわけがない

中学受験で成績が伸びない子には、共通点がある。

「一度やったから、もう大丈夫」と思い込んで、復習を全然しないことだ。

勉強は、ただ新しいことをやればいいわけじゃない。
むしろ「できなかったことを、できるようにする」作業こそが一番大事だ。

復習をやらない子が、成績を上げられるわけがない。
これは断言できる。


家庭で勉強習慣を作るのが最優先

「塾に通えば何とかなる」と思っている人が多いけど、塾だけでは限界がある。

家で勉強する習慣がない子は、塾で学んだことをすぐ忘れる。

毎日机に向かう時間を決める。
短くてもいい。まずは毎日やる。

家庭で勉強する習慣がついている子ほど、受験に強いのは間違いない。


できないことを何度も繰り返すのが合格のカギ

中学受験で結果を出す子は、みんな同じことをやっている。

「できない問題を、何度も何度もやり直す」

ただそれだけだ。

「一度解けたから大丈夫」ではダメ。
「二度、三度と解けるか」「時間が経っても忘れていないか」
そこまで徹底するから、実力が定着する。

中学受験は、才能より粘り強さがモノを言う世界だ。
結局、勝つのは「毎日コツコツ復習する子」しかいない。

まとめ|塾だけに任せるな。家庭で基礎を叩き込め

計算と漢字ができるようになってから塾を使え

「塾に通えば成績が上がる」
そんな甘い考えは捨てた方がいい。

計算が遅い、漢字が書けない。
そんな状態で塾に行っても、授業はチンプンカンプンだ。

塾は“基礎ができている子”がさらに伸びる場所だ。

計算と漢字をスラスラにしてから、塾を活用すべき。
家庭で叩き込む基礎こそ、受験の土台になる。


受験は基礎を極めた子だけが勝ち残る

中学受験は、「基礎ができている子」が勝ち残る世界だ。

特殊算や難問に憧れる気持ちは分かる。
でも、計算や語彙が不安定なままでは、絶対に途中で行き詰まる。

受験に必要なのは派手なテクニックじゃない。
毎日コツコツ積み上げた、基礎の力だ。

基礎が極まった子だけが、最後に合格をつかむ。


今日から毎日やる。そこから受験は始まる

計算も、漢字も、復習も。
毎日やる。それがすべてだ。

「今日は疲れてるから」「明日まとめてやろう」
そんな言い訳をしているうちは、絶対に伸びない。

中学受験は今日から始まっている。
今日から机に向かう習慣を作る。

毎日やる子が、最後に笑う。
結局それだけの話だ。

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