季節の星座について、最低限覚えるべきことをまとめた。
問題集・参考書にはもっとくわしく書いているが、はじめから細かく覚えるのはしんどい。入試でもそれほど問われない知識もある。そういう知識をがんばって覚えても点数にはむすびつかない。
まずは頻出のものから確実に覚えていくべき。
南の空
春の星座
春の星座で絶対覚えるものは「おとめ座」。
おとめ座の特徴
1等星:リゲル(青白色)
夏の星座
夏の星座で覚えるものは、「夏の大三角」と「さそり座」。
夏の大三角
- わし座(1等星:アルタイル、別名:ひこ星)
- こと座(ベガ、おりひめ星)
- はくちょう座(デネブ)
さそり座
1等星:アンタレス(赤色)
秋の星座
ぺガスス座
冬の星座
冬の星座で覚えるものは、「冬の大三角」と「リゲル」。
冬の大三角
- こいぬ座(プロキオン)
- おおいぬ座(シリウス、一番明るい)
- オリオン座(ベテルギウス(赤色))
リゲル
- 青白色
- オリオン座の一部
時間が経ったときの星の位置
1時間後
- 1時間に15度ずれる(東から西へ)
- 理由:地球が自転しているから(西から東へ)
1か月後
- 1か月に30度ずれる(東から西へ)
- 理由:地球が公転しているから
北の空
覚えるべき星座(3つ)
- 北極星
- 北斗七星
- カシオペヤ座
時間が経ったときの星の位置
北の空の天体は、北極星を中心にして反時計回りに回転する。1時間、1カ月でそれぞれ何度回転するのか覚える。「回転する角度」は南の空と同じだが、「回転する向き」は異なることに注意する。
1時間後
- 1時間に15度回転する。
- 理由:地球が自転しているから。
1か月後
- 1カ月に30度回転する。
- 理由:地球が公転しているから。
