とりあえず「全身が映るには身長の半分の長さの鏡が必要」と覚えておく

スポンサーリンク

「身長の半分の長さ」は正確ではない

理科の講師を担当したときからずっと疑問に思っていたことがある。それは「身長の半分の長さがあれば全身が映る」ということだ。

問題集では反射の法則で説明しているのだが、その説明に納得いかなかった。そこで他の参考書を見たり、サイトを見たりして調べてみた。すると、どれもやっぱりあの説明をしている。「本当に身長の半分なのか」と疑問に思いつつ過ごしてきた。

そんななか、この鏡の問題を教える機会があったので改めてネットで調べてみた。すると、ある質問サイトで「全身を映すには、身長の半分の鏡が必要」について質問している人がいた。

その質問に対する答えは「身長の半分は正確ではなく、おおよそ」だった。

ああ、やっぱりそうか。書籍や大手企業のサイトによる答えではないので、少したよりないかもしれないが、疑問が解消してスッキリした。

解説するほうとしては「反射の法則の理屈を考えれば、身長の半分は正確ではない。そんなの言わなくてもわかるでしょ」という考えなのかもしれない。

理屈抜きで丸暗記すればいい

今まで塾で「全身を映す鏡の長さ」に説明するときにもつぎにように伝えてきた。テキストに図があるから一応解説はするが「身長の半分は、たぶん正確じゃないよ。丸暗記すればいい」と。

わざわざ反射の法則の理屈を持ちださなくても覚えられるだろう。

もちろん、「鏡に映る範囲」のように反射の法則を正確に使う問題もある。そうした問題に対応できるために「反射の法則」は理解しておこう。

タイトルとURLをコピーしました