過不足算は、たいてい「1単位の差を利用」または「面積図」のどちらかで解くことになる。
とりあえず、どちらかをマスターしてしまえばいいのだが、「どっちも難しい」と苦手意識をもっている人も多いのではないか?
保護者の方でも「方程式を立てればすぐ解けるのに。なんでこんなメンドクサイ解き方をするんだ」と思うことだろう。
そんな過不足算に苦手意識をもっている人に考え方のコツを紹介する。
面積図を利用するが、一般的な描き方とは少し異なる。より具体的に描く。
問題
【問題】
長イスがあります。(※何人掛けかは不明)
3人ずつ座ると6人が座れません。
5人ずつ座ると、最後のイスに2人が座り、3脚余ります。
長イスは何脚ありますか?
解答
手順1 3人ずつ座ったときの面積図を描く
タテ:1脚あたりに座る人数3人
ヨコ:長イスの数
※6人は座れないことに注意
手順2 5人ずつ座ったときの面積図を描く
手順3 「ア+6=イ」に注目
手順4 手順2の図に戻る
解説は以上。この記事が過不足算が苦手な人の役に立つことを願う。