【中学受験】浮力の勉強のコツ

スポンサーリンク

浮力

浮力とは、かんたんに言うと、水が物体を上向きに押し返す力のことだ。浮力の公式は次のようになる。

浮力(g)= 水の密度(1g/㎤)× 水中にある物体の体積(㎤)

作図のコツ

単に浮いている場合

  1. まず、物体の重さを描く。
  2. 浮力を描く。

ばねばかりでつるされている場合

  1. 物体の重さを描く。
  2. 浮力を描く。
  3. ばねばかりが示す値を描く。

空気中で、ばねばかりに物体をつるすと、物体の重さそのものがばねばりにかかる。たとえば、100gの物体をつるせば、ばねばかりが示す値は100gである。

水中にある場合は、上向きの力である浮力がはたらくため、ばねばかりが示す値は空気中よりも小さくなる。

台ばかりが示す値

台ばかりが示す値で、浮力を足すことに納得していない人もいるだろう。上向きの力である浮力が、なぜ台ばかりが示す値に加わるのか?

「そういうものだ」と割り切って覚えてしまえばいいのだが、気になる人もいるだろうから『浮力を足す』理由を説明する。

まずは、作用・反作用について知っておく必要がある。それについては別記事で説明する。

  1. まずは物体にはたらく浮力に注目する。
    浮力は、水が物体にあたえる力だ。
  2. 物体は、水から力をうけると同時に、同じ大きさの力で水を押し返す。
  3. この物体が押し返した力を、水の重さに足す。
タイトルとURLをコピーしました