【中学受験】わる数・わられる数・商・余りの勉強のコツ

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わる数・わられる数・商・余りの関係

「わられる数÷わる数=商・・・余り」は次の式に置き換えることができる。「わられる数=わる数×商+余り」。割り算の筆算を使うとわかりやすい。また、わられる数をA、わる数をB、商をQ、余りをRとおくとシンプルで見やすくなる。

注意点は、余りはわる数より小さくなるとういうことだ。忘れないようにしたい。

Aをわると余りがRになる数

基本1

たとえば「18をわると余りが6になる数を求めなさい」という問題の場合、次のようにして求める。

まずは求める数が「わられる数なのか、わる数なのか、しょうなのか」を見極める。求める数を□とする。求める数はわる数だ。
問題文を式におきかえる。「18=□×Q+6」。これを変形すると「□×Q=12」となる。このときの注意点は、わる数□は余り6より大きいということだ。
これを満たす□×Qは、1×12、2×6、3×4、4×3、6×2,12×1。よってわる数□は12となる。

基本2

「36をわると4あまり、51をわると3あまる数をもとめなさい」という問題の場合、次のように求める。

36=□×Q1+4、51=□×Q2+3とおく。
変形して□×Q1=32、□×Q2=48。

□×Q1は、1×32、2×16、4×8、×4、16×2、36×1。
□×Q2は、1×48、2×24、3×16、4×12、6×8、8×6、12×4、16×3、24×2、48×1。

わる数□は、余り4より大きいことに注意すると、□は8と16。


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